物価高で値上げに踏み切った弁当店 原油高で弁当箱や包材も値上げの予想に「もう上げられない」 静岡市
ホルムズ海峡の開放をめぐり、トランプ大統領が設定したイランとの交渉期限が迫っています。先行きが見えない状況の中、静岡県内の弁当店も苦境に立たされています。
この局面を打開するきっかけになるのでしょうか。
高市早苗総理大臣:「すでにイランとは何度も何度もやらせていただいております。さらに首脳同士という話は、段取りもつけさせていただいております」
茂木外務大臣は6日、イランのアラグチ外相と攻撃開始後3回目の電話会談を実施。首脳会談に向けて調整を行った可能性もあるとみられています。
長引くイラン情勢の影響は、こんなところにも…。
静岡市に店を構える「米こめ倶楽部」。”まちの米店”が手掛ける、おいしいごはんが自慢の弁当店です。
米こめ倶楽部 加藤進社長:「その都度、精米しているので、お米はおいしいと思います」
昨今の物価高を受けて、4月から弁当の値上げに踏み切りました。こちらの弁当は40円から60円、価格を上げることに…。
米こめ倶楽部 加藤進社長:「(食材など)すべて値段が上がってきちゃったので、(価格を)このまま置いておくと、成り立たなくなるのではないかなと」
食用油は以前と比べて、1斗缶あたり1000円アップ。1カ月で6000円近くの負担増になるといいます。そして、弁当の具材を見ても、メインのサバはおよそ2割、ゴボウが3割ほど上がるなど、”値上げの波”が押し寄せていることが分かります。さらなる重荷となるのが、イラン情勢を受けた原油価格の高騰です。
米こめ倶楽部 加藤進社長:「弁当箱とか包材とか全部上がってくると聞いているのでー」
4月の値上げは食材費の高騰などを踏まえ、以前から予定していたもの。そこに生じた、さらなる”値上げリスク”。度重なる値上げは避けたいだけに、悩ましさを抱えています。
米こめ倶楽部 加藤進社長:「お店の都合で値段付ければいいんだろうけど、(お客が)受け入れてくれるかの問題があるじゃないですか。同じ頻度で買ってくれるかどうかは分からないでしょ。弁当に関するいろんな物も含めて値上げが収まってくれればありがたい。それ以外ない」