「きれいなサンゴ礁を見に…」抗議船への乗船「全く知らず」 辺野古沖ボート転覆事故で娘亡くした父親が投稿サイトに胸中
自民党 深沢陽一文科部会長(静岡4区選出):「本日は3月16日に発生した辺野古沖の転覆事故を議題とさせていただきます。当部会としても、事故原因や学校外における活動の安全確保に向けて、政府としっかり連携しながら対応してまいりたい」
2日開かれた自民党の文部科学部会。静岡4区選出の深沢陽一衆院議員が部会長を務めます。この日は、文部科学省や海上保安庁の担当者を招き、沖縄県辺野古沖で起きたボート転覆事故について議論しました。
3月16日、研修旅行中の同志社国際高校の生徒らを乗せた2隻の小型船が転覆。高校2年の武石知華さん(17)と、船長の金井創さん(71)が死亡しました。船を運航していたのは、辺野古基地建設に反対する市民団体で、会場から工事現場を見学する“平和学習”の一環として乗船していたといいます。
自民党の部会では、こんな指摘も…。
自民党 深沢陽一文科部会長
Q.一部報道でも、平和学習でもちょっと偏った視点で偏向的ではないかという指摘も出ていると思うが、その辺については?
A.「これは出席の議員から、その点についてやはり指摘がありました。平和教育というのはどういう意味なんだ。どういう目的なんだ。そもそもなんで今回のが、平和教育なんだという質問がございました」
最愛の娘を亡くした父親は、「辺野古ボート転覆事故遺族メモ」という名前で、インターネット投稿サイトで発信を行い、苦しい胸の内を明かしています。
亡くなった武石知華さんの父親:「初めて会った取引先の人にも、2人の娘の自慢をしてしまうくらい、明るく、優しく、聡明な子でした。家族4人で過ごせる幸せな時間はずっと続くものと思っていました」
知華さんは美ら海水族館に行きたがっていたといい、母親に対し、「友達ときれいなサンゴ礁を見る方が楽しそう」と話していたそうです。父親も「当日まで抗議船に乗ることを全く知らなかった」と記しています。
亡くなった武石知華さんの父親:「教育現場において、特定の政治的立場に偏った、あるいはそう誤解されかねない活動を教師主導で行うことは、教育基本法の理念に反する問題です。知華が乗ったのは「抗議船」と認識されている小型ボートでした。それを第三者がどう見るかは、火を見るより明らかです」