19日告示の沼津市長選 3人が名乗りを上げ、8年ぶりの選挙戦に 争点は?
任期満了に伴う沼津市長選挙が19日告示されます。3人が名乗りを上げ、8年ぶりの選挙戦が見込まれています。
およそ18万人が暮らす街、沼津。市民に関心事を聞くと…。
●40代:
「物価高対策してくれれば」
●40代(消防団員):
「やはり団員の少なさですね」
●20代(最近入籍した):
「これから自分が子育てする世代になると思うので、そこらへんの政策が」
市民からは暮らしや地域の課題解決を求める声が聞かれる中…。これまでに3人が市長選に立候補を表明しています。現職の頼重秀一さんに、新人の沓沢大三さん、大場豪文さんが挑む構図です。
現職で3選を目指す頼重秀一さん。会では市制100周年事業の成功など、実績を強調したうえで、次の100年に向けて「未来への投資」が必要と訴えます。
その中でも大きな柱の一つが、線路を高くして踏切をなくし、渋滞解消などを目指す「鉄道高架化事業」です。
●現職・頼重秀一氏:
「この地域を担う、そして人材となる、そのような今の子どもたち、 孫、子の代にしっかりとしたまちづくりを残す。これが今私に、そして市民に課せられた責務であると思います」
中心市街地の整備や子育て政策のほか、スポーツやアニメを活用したコンテンツを発信し、定住人口を増やしたいと訴えています。
●現職・頼重秀一氏:
「責任ある実行力、実現力、前に打ち出しさせていただきながら、周りの自治体の皆さんとしっかりと連携をさせていただきながら、東部全体を盛り上げていく」
●新人・沓沢大三氏:
「この選挙で高架化を検証しようとする世論の力を見せることが、沼津の停滞を脱するチャンスなんです」
市の停滞を脱するために必要なのは「大型公共事業の検証」。新人で靴製造販売会社社長の沓沢大三さんは、現職候補と真っ向に対立しています。
●新人・沓沢大三氏:
「(大型公共事業で)巨額な負債を市民に負わせているところに問題があります。物価高騰に苦しむ市民の生活は置き去りです」
沓沢さんは暮らしを守ることが優先だとして、大型の公共事業を見直して生まれた財源を駅の利便性向上に充てるほか、地場産業向けの超低金利の融資制度を作るなど、地域を活性化させていくとしています。
●新人・沓沢大三氏:
「市民の方の生活を守って所得を上げる、このために私は全力を傾けていきたい」
一方、人に軸足を置いた市政を掲げるのは、新人で市議の大場豪文さんです。
●新人・大場豪文氏:
「市役所改革っていうのをやっていこうと思っております。やる気、仕事の取り組み方を変えることによって、市民サービスへの向上、またはいろんなアイデアが出てくる」
市長直結の「職員相談・提案窓口」を作り、現場の声をすぐ政策に生かせる体制を構築するほか、市長自らがセミナーを開き、職員のやる気やスキルを引き出すとしています。
●新人・大場豪文氏:
「人にフォーカスすることによって経済も回ってくる。とにかく人、人に会う、話を聞くっていうところに常にフォーカスしてます」
鉄道高架化事業は市民と対話を重ねながら、より良い進め方を探していくことが必要だとしています。
●新人・大場豪文氏:
「昔に戻るんじゃなく、今に見合った沼津があると思うので、それを改革して旗振り役としてやっていく」
次の市政のかじ取り役を誰に託すのか。沼津市長選挙は19日告示され、26日に投開票が行われます。