「理解いただけるまで頑張る」豊岡武士市長は市庁舎移転建て替え条例案について再度基本計画を作り市議会に提出する方針　静岡・三島市

静岡県三島市の豊岡武士市長は２７日の定例会見で、６月議会で否決された市庁舎の移転について「理解いただけるまで頑張る」と改めて意欲を示しました。

　１０日三島市議会で市庁舎を現在の場所から９００メートル離れた場所に移転・建て替える条例案が、３分の２以上の賛成に満たず否決されました。

　２７日午前の定例会見で豊岡武士市長は、否決は残念とした上で「（議会では）建物のどういうものを作れとか、これまでのプロセスがよろしくない意見はあったが、明確に北田町に建て替えろはなかった。」

　現在の庁舎周辺の商店街などからは移転後の空洞化の懸念が根強くあります。

　「跡地を将来の三島市の発展にとって賑わいがあり、活力があり、魅力があり、セレブリティが生まれるような街に作り変えていく意味がある。（市民や議員さんたちに）理解いただけるまで頑張る！」

　豊岡市長は今後、再度基本計画を作り議会に提出する意向です。