町長激怒…道の駅に“居座る”前指定管理者に明け渡しなど求め提訴へ 事業者側「反訴提起も予定」 静岡・小山町

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 静岡県小山町にある「道の駅すばしり」をめぐり、期間満了後も施設を明け渡していないとして、町が前の指定管理者を訴えることが分かりました。

小山町 込山正秀町長:「今の問題が解決しなければ、これは前に進まないと。今回の提訴に踏み切るという、こういうことになりました」

 小山町の込山町長が語気を強めるのは、民間に運営を委託している「道の駅すばしり」についてです。契約が終了して1カ月近くが経った今も、前の指定管理者が営業を続けています。一体なぜ?

小山町 込山正秀町長:「条件出してきたことは、町としてはのめない条件だった」
Q.一番のめない条件は何ですか?
A.「一つも飲めませんね、はい」

町は「不法占拠」と主張

板垣亮記者:「道の駅すばしりでは、これまで施設の運営を担ってきた指定管理者が契約が終了して、1カ月近く経った今も営業を続けていて、異例の事態になっています」

 前の指定管理者「観光開発」は、4月1日以降も施設を明け渡さず、次の指定管理者が営業できない状態で、町は不法に占拠していると主張しています。一方、観光開発側は、4月から原状回復工事を行った後に建物を明け渡すと主張していて、町と結んだ協定の解釈にズレが生じています。観光開発は道の駅の空白期間を生まず、影響を最小限にするため、暫定的な措置として営業を続けているということです。毎年30万人以上が訪れる道の駅すばしり。利用した観光客は。

県外の観光客:「道の駅ってないと困るんですよね。どんな状態でもいいから続けてほしい」

 中には問題を知って来たという人も…。

名古屋から:「ここのソフトクリーム好きなので。これから続けるのか、あと働いている人がどうなるか気になります。自治体含めた町の人たちがこんなことで話題になりたくないと思いますから、速やかに素直にというのが一番いいかなと思う」

町長激怒…道の駅に“居座る”前指定管理者に明け渡しなど求め提訴へ 事業者側「反訴提起も予定」 静岡・小山町

交渉は平行線 事業者側も「反訴提起も予定」

 交渉は平行線をたどり、町は建物からの退去と土地の明け渡し、さらには3月までの5カ月間に未納だった施設使用料、およそ800万円の支払いを求め、近く訴える方針です。

小山町 込山正秀町長:「私は対話の方法をお互いの話の中で解決できると思ってましたけれども、条件を飲んでくれと、飲めと、こういうことですからね。これは飲めることと飲めないことがございますので、こういう形での決着の方向に向いたということでしょう」

 町の提訴の方針を受け、観光開発側は「法に則った解決に向けた前進であると受け止めております。小山町に対する不当利得返還請求に向けた反訴の提起も予定しています」とコメントしています。

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