【裁判】25歳年下の妻と再婚し義母と同居…不満募らせ自宅に放火し自殺図る 睡眠薬12錠飲み炎上する自宅で就寝 「このままでは自宅を奪われる」 46歳被告が起訴内容認める 静岡・焼津市

 静岡県焼津市の自宅に放火した罪に問われている男の初公判が、静岡地裁で行われ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、焼津市のアルバイト従業員の男(46)は、1月18日に自宅の2階部分に点火した着火剤を投げて放火したとされています。

 火は1時間ほどで消し止められ、木造2階建て住宅の2階部分の天井や壁などが焼失しましたが、当時家族は外出中でけが人はいませんでした。

 7月6日に、静岡地裁で開かれた初公判で男は起訴内容を認めました。

 裁判では、当時長男(当時22)と再婚した妻(当時21)、三男と義理の母親と暮らしていて、家族間の不満を抱えていたことが明らかになりました。

 駆け付けた警察官などによりますと、白煙が充満する部屋で睡眠薬を12錠飲んだ男は放火した後に横になって寝ていたということです。

 冒頭陳述で検察側は「妻や義理の母親の言動に不満を持ち、このままでは妻に自宅を奪われると考え放火し自殺しようとした犯行は極めて身勝手」と主張、「放火するという極めて危険な犯行」と指摘しました。

 一方、弁護側は家族関係のトラブルで当時、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていた」と話しました。判決は10日に言い渡される予定です。

静岡地裁
静岡地裁