その厚さ、反則級。豚カツ好きが集まる店 静岡市「京豚」

 豚肉だけで店をつくる。静岡市葵区紺屋町の「京豚」は、2026年5月にオープンした豚肉専門店だ。市内で展開する「新新京」が手掛け、ランチはとんかつを中心に提供する。ご飯とみそ汁は食べ放題。サラリーマンだけでなく女性客も多く訪れるという。
 まず紹介したいのは、一番ボリュームのある「ロース・ヒレカツセット定食」。豚ロース150gとヒレ80gを一度に味わえる。ロースは大きなブロックで仕入れ、店で切り分ける。下ごしらえでは塩麹に漬け込み、やわらかさと味わいを引き出す。衣には粗めの生パン粉を使い、ラード、太白ゴマ油、オリーブ油、キャノーラ油を合わせた油で揚げる。さらに2度揚げすることで、サクッとした食感と肉のやわらかさを両立させている。

ロース・ヒレカツセット定食(1500円)
ロース・ヒレカツセット定食(1500円)

 看板級の迫力を持つのが「ロースカツ300g」。分厚く切った豚ロースをじっくり揚げるため、完成まで15分ほどかかる。厚みがあっても中はやわらかい。ご飯にのせてソースをかければ、簡易ソースカツ丼として楽しめるという提案も店ならではだ。脂の甘みをしっかり味わいたい人にはこちらが向く。

極厚のロースは食べ応え十分
極厚のロースは食べ応え十分

 変化球なら「角煮カレーライス」。中辛ほどのカレーに合わせるのは、しょうゆベースで長時間煮込んだ豚バラの角煮。150g以上の角煮がのり、見た目のインパクトも大きい。角煮の甘みとカレーのスパイス感が重なり、ご飯が進む。

角煮カレーライス(1000円)
角煮カレーライス(1000円)

 夜のおすすめは豚ホルモンの鉄板焼き。しょうゆ、みそ、コチュジャンを使った甘辛だれで、キャベツと一緒に炒める。ぷにっとしたホルモンと、たれを吸ったキャベツの組み合わせは酒のつまみにちょうどいい。昼はとんかつ、夜は鉄板焼き。同じ豚肉でも違う表情を見せてくれる。

鉄板ホルモンキャベツ(770円)※ディナー
鉄板ホルモンキャベツ(770円)※ディナー

 揚げる、煮る、炒める。料理が変わっても主役は変わらない。だからこそ、それぞれの皿の違いもはっきり伝わってくる。

その厚さ、反則級。豚カツ好きが集まる店 静岡市「京豚」

京豚
静岡市葵区紺屋町4-6 ガーデンスクエア第5ビル1階
電話番号:非公開
定休日:日曜日・不定休
営業時間:11:00-14:00 / 17:00- ※ラーメンは22:00~