殺人犯行直前にトイレで息子へ大金送金 公民館で元自治会長刺殺 55歳被告は20年間嫌がらせを受けたと思い込み恨み募らせる 7日初公判 静岡市駿河区

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 去年8月、静岡市の公民館で元自治会長を刃物で刺し、殺害した罪で起訴された男が犯行直前に息子の口座に大金を送っていたことが分かりました。

 起訴状などによりますと、静岡市駿河区に住む職業不詳の被告の男(55)は、2025年8月2日、静岡市駿河区の中島浜公民館で、元自治会長の男性(78)の背中をサバイバルナイフで刺し殺害したとされています。

 関係者によりますと、被告は犯行数分前に公民館のトイレの中で、自分の銀行口座から息子の口座にまとまった大金を移していたということです。

 被告は20年間にわたり、近所に住む顔見知りだった男性から嫌がらせを受けてきたと強く思い込み、恨みを募らせていたということです。

 7日から始まる初公判で、被告は起訴内容を認め、弁護側は刑事責任能力については争わず情状酌量を求めていくとみられます。

 静岡地検は被告の犯行当時の精神状態を調べるために、8月から3カ月間鑑定留置をしていましたが、刑事責任に問えると判断されました。

 一方、検察側は公判で男性に落ち度はなく一方的な逆恨みでの犯行として、計画性や悪質性などを立証していくとみられます。