遺族「一生許さない」三重県の新名神高速で大型トラックが車2台に追突し6人が死亡した事故の裁判 被告の女に拘禁刑7年を求刑
三重県の新名神高速でスマホを見ながら運転し、袋井市の家族など6人を死亡させた罪に問われている女に、検察は拘禁刑7年を求刑しました。
●松本幸司さんの姉:
「残酷な殺され方で顔さえ見られなかった望むのは最も重い刑罰です」
●恵梨子さんの兄:
「お前いったい何ができるんだよ。いい加減にしろよ一生許さない」
法廷でこう叫んだのは悲惨な事故で大切な家族を失った遺族です。
3月、三重県の新名神高速道路で大型トラックが渋滞で止まっていた乗用車に追突。この事故で大阪のテーマパークに向かう途中だった、袋井市に住む松本さん一家を含む6人が事故に巻き込まれ死亡しました。
起訴状などによりますと被告の女(55)はスマートフォンの画面を見ながら、時速82キロで大型トラックを運転し事故を起こしたとされています。
これまでの裁判で女は事故を起こす以前にも、家族などから「ながらスマホ」を注意されていたことが分かっています。
きょうの裁判で検察側はSNSの料理動画のスクリーンショットを撮ろうと、10秒ほどスマートフォンの画面を注視していたと指摘。常習的となっていた「ながらスマホ」により6人もの命を奪ったとして、過失運転致死の法定刑の上限にあたる拘禁刑7年を求刑しました。
最後に女は「本当にすみませんでした」と謝罪しました。
裁判のあと、遺族は
●松本恵梨子さん兄:
「正直7年て短いと感じます。6人も殺しておいて7年で(刑務所から)出て来れるんだという思い」
●松本幸司さん姉:
「裁判官に向かって謝っているとしか私には思えなかった。私たちには伝わらないんです」
判決は10月10日に言い渡されます。