「雨だからやめるという選択肢はない」18日から3日間開催される掛川市の「事任八幡宮例大祭」は大丈夫? 台風25号が連休中に静岡県内に接近する見込み
静岡県内屈指の観光地、熱海。あすから始まる、シルバーウィークを前に駅前の商店街には既に多くの観光客の姿がありました。
書き入れ時となる連休に直撃する恐れがある台風25号。観光客を迎える店側は不安を抱えています。
●店主:
「連休なので、期待しているが台風の影響がどうなのかな。ちょうどいい時にまた台風でやられちゃうのかな」
交通機関への影響も気がかりです。
●店主:
「交通網が心配。(店を)開けてもお客さんが来られないし自分も来られないしということで、何とか天気がもってくれることを期待している」
掛川駅の地下通路は雨水で冠水し、サンダルで歩く人の姿も。県内ではおよそ2週間にわたり雨が降り続き、掛川市ではおととい、1時間に35mmの激しい雨が降りました。その掛川市。きょうは一面青空が広がりました。
●嶋田光希アナウンサー:
「こちら掛川市にある事任八幡宮ではきょうからはじまる祭りにむけて着々と準備が進められています」
きょうから3日間開催される「事任八幡宮例大祭」。江戸時代から続いていて五穀豊穣や地域の安全を願う伝統的な祭りです。祭りに先駆けて安全祈願祭も行われました。その頃、それぞれの町内では―
●嶋田アナ:
「本当に背が高くて大きい。迫力がありますね。車輪大きくて豪華な屋台です」
町内ごとによる屋台の引き回しが始まり、熱気が高まります。
●参加した人:
Q今の気分は?
「最高です!」
●参加した人:
「練り回し一番きれいに練れるようにがんばるぞー!」
ただ、不安なのが・・・。
● 事任青年会 鈴木巧大連合会長:
「大抵の雨だったらやるが、台風レベルの雨だと安全確保ができないという判断になれば中止になることもある」
初日のきょうは晴天に恵まれたものの、この後の天候次第では外で行われる行事を取りやめる可能性もあると言います。
台風25号はあさっての午後から月曜日の午前にかけて県内に接近する見込みです。あすから強い風が吹き、あさってから台風本体の活発な雨雲が流れ込みそうです。祭りの参加者による対策も進められています。
●松浦健さん:
「ここに骨組みがあって、これを組んで、屋台にシートをかけて雨の日はそれで屋台を運行する」
屋台小屋に準備されていたのは、屋台に取り付けるための骨組み。雨の日はこのように、骨組みにシートをかけ、屋台を覆います。装飾された和紙製のちょうちんや、人形が濡れないようすぐにシートを掛けられる準備をしていると言います。
●松浦健さん:
「雨だからやめるという選択肢はないので、雨だったらこうするという選択肢しかない」
歴史ある祭りを直撃する恐れがある、台風25号。それでも、伝統を守りたいという熱い思いは変わりません。
●事任八幡宮 権禰宜 北田直木さん:
「私たちは自然をどうすることもできないので、しっかり受け止めて、一人ひとりが安全の対策をしていくことが大事だと思う」