「アジア洋食厨房」でフレンチ出身シェフが織りなす創作ランチ 静岡市

 静岡市葵区千代田、竜南通り沿いに店を構える「アジア洋食厨房」は、地元の人々に親しまれ、ゆったりと過ごせる居心地の良い空間を提供しています 。ここは単なるアジアンレストランではありません。「アジアにある洋食屋さん」というユニークなコンセプトのもと、フランス料理の技法を身に着けた店主の松野友起さんが、エッセンスを取り入れた独創的な料理が楽しめます 。
 まず味わいたいのは、ランチの一番人気月替わりの「アジアプレート」 。全9品もの料理が並ぶ豪華なプレートで、少しずつ色々な味を楽しめるのが魅力です 。前菜の生春巻きは、野菜スティックをイメージして作られており、中にはフランス料理の「タップナードソース」(ブラックオリーブやケッパーを使ったソース)が隠されています 。このソースが野菜の苦みやえぐみを抑え、洗練された味わいに昇華させています 。プレートには静岡県産の旬の野菜を使った料理が彩り豊かに盛り付けられ、毎月内容が変わるため、訪れるたびに新しい発見があります 。

アジアプレート(1760円)
アジアプレート(1760円)

 メインディッシュも月替わりで3種類から選べますが、人気すぎて通年メニューとなったのが「豚の唐揚げご飯」です 。醤油ベースに砂糖、酢、ナンプラー、オイスターソースを加えたタレは、絶妙な甘じょっぱさ 。唐揚げにしっかりと絡んだタレが食欲を刺激し、ご飯が進むこと間違いなしの一品です 。

豚の唐揚げご飯
豚の唐揚げご飯

 オープン当時からの不動の人気メニューが「牛ハラミステーキ陶板丼」 。アメリカ産のこだわりの牛ハラミ肉を使用し、柔らかい赤身をレアに仕上げています 。醤油ベースのタレにはタイムの爽やかな香りが漂い、自家製ガーリックバターを少しつけて食べるのがおすすめ 。肉汁が染み込んだご飯を余すことなく楽しめるよう、一つの陶板に盛り付けたスタイルは、松野さんの「ステーキの肉汁にご飯を入れたい」という若き日の想いから生まれました 。

牛ハラミステーキ陶板丼(2420円)
牛ハラミステーキ陶板丼(2420円)

 自分好みの組み合わせを楽しみたいなら「陶板ランチセット」を 。前菜は生春巻き、揚げ春巻き、本日のオードブルから1つ選べます 。メインにチョイスできる「エビチリ煮陶板オムライス」は、ご飯の上にふわふわの卵を敷き、その上からエビチリをかけたスタイル 。ソースには「フュメ・ドポアソン」という魚の出汁を使用しており、香りに深みが加わった、他では味わえない一皿です 。

陶板ランチセット(1650円)
陶板ランチセット(1650円)

 フレンチの技とアジアの香りが融合した創作料理で、師走の忙しさを忘れ、ゆったりとしたランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか 。

「アジア洋食厨房」でフレンチ出身シェフが織りなす創作ランチ 静岡市

アジア洋食厨房
静岡市葵区千代田7丁目2-24
電話番号:054-263-7255
定休日:木曜日
営業時間:11:30~14:00 / 17:30~22:30(L.O.21:30)
【日・祝】17:30~(L.O.21:00)
Pあり

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