静岡県庁で盛り土の対策会議が開かれる 静岡県内は静岡市と浜松市を除く全域が盛土規制法の規制区域に指定

盛土規制法の運用が始まるのを前に静岡県庁で対策会議が開かれました。
盛土規制法は2021年に熱海市で発生した土石流災害をきっかけに、2023年5月から施行されています。
静岡県内では5月26日から、静岡市と浜松市を除く全域が盛土規制法の規制区域に指定されることから、21日は平木副知事ら県幹部が内容を確認しました。
新たに規制されるのは盛り土で高さ1メートルを超える崖が生じる場合や、切り土で2メートル以上の崖ができる場合など7つの行為です。これらの工事をする場合、今後は県への申請と許可が必要になります。
県でも独自の条例を定めていますが、盛土規制法の適用に合わせて条例を改正し、包括的な規制を目指すとしています。