インフルエンザ感染が急速に拡大 静岡県も警報レベルに 2002年以降最も早い警報入り
記録が残る2002年以降、最も早い警報入りです。急速に感染が拡大しているインフルエンザ。静岡県内の患者数は定点医療機関あたりの基準を超え、静岡県は警報レベルを発令しました。
鈴木康友知事
「本年同様に早く警報入りした2023年は、警報が13週間継続していて、今後流行が長引く恐れもある」
静岡県によりますと、17日から23日までの1週間の定点医療機関あたりの患者数は41.26人となりました。
これを受け県は28日、7日から発令していた注意報レベルから警報レベルに引き上げました。
記録が残る2002年以降、最も早い警報入りです。
患者数は10歳未満が半数を占めていて、直近1週間で学級閉鎖となった学校は197校に上ります。
静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長
「インフルエンザは発症する1日前から感染力があるとされているので、無理して登校や通勤をせずに、すぐに休んで療養をお願いしたい」
静岡県は室内の換気や手洗い・うがいなど感染対策の徹底を呼び掛けています。
