旧天竜林業高校贈収賄事件無罪を主張する元校長が2度目の再審請求
旧天竜林業高校で起きた生徒の調査書の改ざんを巡る贈収賄事件で、有罪が確定した元校長が裁判のやり直しを求めて2度目の再審請求をしました。
旧天竜林業高校の北川好伸元校長は、2008年中谷良作元天竜市長の孫の調査書を改ざんする見返りに、現金20万円を受け取った加重収賄などの罪で、2010年に有罪判決が確定しています。
北川元校長は一貫して無罪を主張していて、2014年に一度目の再審請求していましたが、今年3月最高裁は特別抗告を棄却しました。
事件を巡っては、校内で現金の受け渡しがあったとされる時間帯に、元天竜市長が銀行にいた可能性を示す資料が9月銀行側から開示されていて、今回の再審請求では新証拠として裁判所に提出したということです。