豪雨で崩壊した黄瀬川大橋の仮設橋が完成し16日から通行可能に 静岡・沼津市~清水町


おととしの豪雨災害で崩壊した沼津市と清水町にかかっていた黄瀬川大橋の仮設の橋が完成し、16日から通行できるようになりました。

 沼津市と清水町にかかっていた黄瀬川大橋は、おととし7月3日の豪雨災害で被災し、崩壊しました。

 その仮設の橋が完成し、16日午後3時から通行できるようになりました。

 黄瀬川大橋の10メートルほど下流に設置された仮設の橋は、長さ96m、幅9mで、歩道も設けられています。

 これまであった仮の橋では7・5トン以上の車と、自転車やオートバイは通行できませんでしたが、今回の設置された仮設のでは全ての車両が通行できるようになりました。

 今後、黄瀬川大橋があった場所に新しい橋を設置する計画で、沼津土木事務所は2026年度中の開通を目指すということです。

静岡県沼津土木事務所工事第1課 石野巧 課長:
「災害が起きて皆様には大変ご迷惑をおかけしていましたが、仮橋が開通したことにより、今まで通りの交通が確保できるということで、利便性の確保ができた」