SUPが沖に流され…男女2人が岸に戻れず携帯電話で救助要請 救命胴衣を着用…15分後に無事救助 静岡・下田市
静岡県下田市の海岸沖で、SUPをしていた男女2人が一時帰還不能になりました。2人は要請を受け出動した漁船に救助され、けがはありませんでした。
21日午後2時半すぎ、下田市の外浦海岸沖でSUPをしていた男女から、携帯電話で「外浦海岸でSUPをしていて戻れなくなった」と海上保安部に救助を求める118番通報がありました。下田海上保安部の巡視艇と下田救難所所属の漁船が現場に向かい、通報からおよそ15分後に600メートルほどの沖合で漂流しているSUPを発見し、2人を救助しました。2人は救命胴衣を着用していてけがはありませんでした。救助されたのは、神奈川県の60歳の男性と東京都の59歳の女性で、沖に流されて戻れなくなったものとみられています。当時海上には風速10メートルの風が吹いていたということです。
下田海上保安部は▼いざというときに備えての連絡手段の確保や▼救命胴衣の着用を呼びかけています。