【有機フッ素化合物PFAS】新たに19カ所で暫定指針値を超える濃度を検出 浜松市
浜松市で有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが測定されている問題で、市は新たに19地点で国の暫定指針値を超えたと発表しました。
浜松市はこれまでにPFASの濃度が暫定指針値を超えていた地点の周辺44地点の地下水で、追加調査を行いました。
このうち19地点で指針値を超える高濃度の有機フッ素化合物PFOSまたはPFOAが検出。
最大で指針値の10倍程度の地点もあったということです。
指針値を超えた地下水を4地点が飲用水として利用していましたが、これまでに健康被害は確認されていないということです。
浜松市は飲むことを控えるよう通達しています。
また浜名湖の2地点でも検査をしましたが、指針値を超えるPFASは検出されませんでした。
浜松市は引き続き、周辺の地下水などの調査を進める方針です。