浜松市管轄の7施設でPFAS含む泡消火剤を配備 中野市長「切り替え検討したい」

 浜松市の中野祐介市長は、市が管轄する7施設で発がん性が疑われる有機フッ素化合物を含む泡消火剤を配備していると発表しました。

 有機フッ素化合物PFASを巡っては、浜松市の調査で、航空自衛隊浜松基地周辺の用水路から、最大で暫定指針値の28倍の濃度が検出されています。現在、市は浜松基地と原因究明のための調査を進めていますが、中野市長は24日の定例会見で、市が管理する7施設で、PFASを含む泡消火剤を配備していると発表しました。

浜松市によりますと、泡消火剤は市が保有する駐車場などに配備されていて、火災時に作動するということです。

浜松市 中野祐介市長:「環境への放出を抑制する観点から切り替えを検討したい」

浜松市役所