川崎幼稚園の運営法人・榛原学園の「細江保育園」の指定管理終了は2024年度末に 1年前倒しを牧之原市は断念
川崎幼稚園の運営法人が別の市立保育園でしている指定管理の終了を来年度末とすることが分かりました。牧之原市は1年前倒しの終了を求めていましたが、断念しました。
去年9月の事件直後、増田立義前理事長から指定管理をしている「牧之原市立細江保育園」の運営辞退の申し入れが市にありましたが、榛原学園は理事会の同意を得ずに行ったとして、申し入れを撤回し、無効を主張していました。
市は学園に対して指定管理の契約期間から1年前倒しした、2023年度末での終了を求めてきましたが、学園側は市の要求を拒否していました。
市によると、11月2日に行われた協議で、学園側の意向を確認したところ、学園側から「2024年度末をもって細江保育園の管理を市に返還し、それ以降の運営は出来ないと認識している」といった話があったということです。
市は一方的な取り消しはできないと判断し、1年前倒しを断念。
契約満期の2024年度末での終了を決めました。