いないのに「国家資格持つ整備士」とウソの広告か 使ってない高速代請求の疑いも レッカー会社経営の男逮捕 静岡・藤枝市
実際は資格を持つ社員がいないにもかかわらず、「国家資格を持つ整備士がうかがいます」などとWEB広告にうその記載をしたなどとして、静岡県藤枝市のレッカー会社経営の男が逮捕されました。
不正競争防止法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、藤枝市高柳のレッカー会社経営の男(40)です。警察の調べによりますと男はおととし6月上旬から去年5月上旬にかけ、WEB広告にうその記載をし、客を誤認させたほか、客の車をレッカーする際に使っていない高速代や料金を水増しして請求した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は広告の中で「国家資格を保有する整備士がうかがいます」と記載していましたが、会社に国家資格を持つ社員はいないということです。
うその広告で173人が男の会社にレッカーを依頼したといい、売り上げはおよそ2800万円とみられています。男は無許可でレンタカー事業をした罪などで起訴されています。警察は男が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。