熱海市の土石流災害で活動した民生委員が災害時の「地域の力」の重要性を語る

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3年前の静岡県熱海市の土石流災害で活動した民生委員らが講演し、地域の力の重要性などを訴えました。

 講演の中で熱海市社会福祉協議会の原盛輝さんは、発災直後に避難誘導した際、逃げ遅れた高齢者の情報が周辺住民から入ってきたと説明し、「地域の力」の重要性を訴えました。

 また、民生委員の櫻井順子さんは被災者がホテルに避難したデメリットとして、個人情報の壁が活動の障害になったことを明かしました。

熱海市民生委員・櫻井順子副会長:
「ボランティア活動が荷物運んだり、引越しの手伝いはできたんですが、思うように出来ない部分もありました。個人情報があって、なかなか教えてくれなかったような気もします」