自宅に放火し父親を死なせた男の初公判 男は起訴内容認める 静岡地裁沼津支部
2023年12月、自宅に放火した罪に問われている男の初公判が、地裁沼津支部であり男は起訴内容を認めました。
起訴状によりますと男(51)は2023年12月19日、当時住んでいた沼津市大塚の市営住宅で、火をつけた毛糸製のクッションをソファベッドに投げ部屋を全焼させたとされています。
この事件で同居していた男の父親(78)が逃げ遅れ、死亡しています。
地裁沼津支部で開かれた初公判で男は「間違いありません」と起訴内容について認めました。
冒頭陳述で検察側は、母親が夕食を準備していなかったことに立腹し、困らせてやろうと思い犯行に及んだと指摘しました。
事実関係に争いはなく量刑が争点となります。