複数の女性患者にわいせつな行為をした罪などに問われている医師の裁判 検察が懲役14年を求刑
診療に来た女性に対し、わいせつな行為をした罪などに問われている医師の男の裁判で、検察は懲役14年を求刑しました。
掛川市の中東遠総合医療センターの小児科診療部長の男(44)は、2017年12月から22022年6月にかけて、診療に来た当時10代の女性4人の胸などを触ったり、4人を含む女性の裸を携帯電話で撮影するなどした罪に問われています。
17日の論告で検察側は「医師の立場を悪用し被害者らを性欲のはけ口にしていた」と指摘。「診察目的という不合理な説明をくり返し、罪に向き合うことなく反省していない」として男に懲役14年を求刑しました。
一方弁護人は、「一部に賠償金を支払うなど反省している」として情状酌量を求めました。
判決は5月9日に言い渡されます。
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