スズキ本社の実験施設で火事…エンジンの実験テスト中にエンジン周辺から出火 従業員は避難しけが人なし 浜松市

 浜松市に本社を置く大手自動車メーカー・スズキの実験施設で15日、エンジンの実験中に出火する火事がありました。けが人はいません。

 15日午前11時10分ごろ、浜松市中央区高塚町の自動車メーカースズキの本社で、従業員から「建物の中で火事」と消防に通報がありました。火はおよそ1時間半後に消し止められ、機械の耐熱カバーの一部が燃えました。

 スズキなどによりますと、敷地内にある実験施設でエンジンの実験テストをしていたところ、エンジン周辺から出火しました。実験をしていた部屋には従業員はおらず、遠隔でモニター越しに異常を検知した従業員が消火ボタンを押したということです。実験施設の建物内にいた従業員は全員外へ逃げ、けが人はいません。

 警察と消防が出火原因を詳しく調べています。

資料:スズキ
資料:スズキ