静岡・小山町の陸上自衛隊富士射撃場で実弾射撃訓練中に銃弾一発を紛失 200人で捜索もいまだみつからず

静岡県にある自衛隊の訓練場で、自衛隊員が射撃訓練中に銃弾1発を紛失したことが分かりました。銃弾は現在も見つかっていません。
10日午前11時ごろ、静岡県小山町の富士射撃場で、御殿場市の板妻駐屯地に所属する自衛隊員が、機関銃の実弾射撃訓練中に銃弾一発を紛失しました。
自衛隊によりますと、隊員が所属する第34普通科連隊が機関銃の射撃訓練中、定期的な弾丸の確認をしたところ、薬きょうの数が足りないことから紛失が判明しました。
このため訓練を中止し、およそ30人が付近を捜索しましたが弾丸はみつからず、およそ200人に人員を増員して現在も捜索を続けているということです。
陸上自衛隊第34普通科連隊長の兜智之1等陸佐は「地域の皆様および関係機関に対し不安を与えたことを大変申し訳なく思います。今後このようなことがないよう隊員への指導を徹底するとともに再発防止に努めます」とコメントしています。