財団法人「マリンオープンイノベーション機構」のメールアドレスが第三者による不正アクセスを受け個人情報が流出した可能性 静岡市清水区

静岡県の出資で設立した財団法人「マリンオープンイノベーション機構」の2つのメールアドレスが、第三者による
不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることがわかりました。

 マリンオープンイノベーション機構によりますと、5月15日と23日から24日にかけての2回にわたり、第三者による不正アクセスを受けていて、約1万5000件にも及ぶ大量の迷惑メールが送信されていました。

 5月26日に職員がメールを開いたところ、注意勧告と
パスワード入力を求める表示があり、異変に気付いたため
確認したところ被害が確認されたということです。

 当時、メールアカウントに保存されていたメールが流出した可能性があり、漏えいした可能性がある情報は、2023年度と2024度に実施した一部事業に関する企業名や住所や氏名など約150件です。

 脆弱(ぜいじゃく)なパスワードを設定していたことが原因とみられます。

 すでにパスワードは変更し、静岡県警や法律専門家にも
相談しているということです。

 管理する他のサーバーやホームページ等への被害はなく、迷惑メールによる被害の報告も現時点では確認されていません。

 マリンオープンイノベーション機構は、再発防止とセキュリティ対策の更なる強化に努める」としています。