男は「殺すつもりはなかった」と起訴内容を一部否認　男子高校生を殺害した罪などに問われている１９歳の男の初公判

　静岡県湖西市の浜名湖で、男子高校生を殺害した罪などに問われている１９歳の男の初公判で、男は「殺すつもりはなかった」と起訴内容を一部否認しました。

　殺人などの罪に問われているのはフィリピン国籍で浜松市の無職の男（１９）です。起訴状などによりますと男は２０２４年２月、２２歳の男と共謀し袋井市の当時高校２年生の男性（１７）に暴行した上、湖西市の浜名湖で溺死させたとされています。

　２３日地裁浜松支部で開かれた初公判で男は「暴行したことは認めますが、殺すつもりはありませんでした」と起訴内容を一部否認しました。

　検察側は冒頭陳述で「暴行の発覚を恐れて口を封じるため、殺意を持って被害者を転落させた悪質で身勝手な犯行」と指摘しました。