静岡市の男性の遺体を損壊・遺棄した罪に問われている女の裁判で検察は懲役2年を求刑 静岡地裁
静岡市の男性の遺体を損壊・遺棄した罪に問われている女の裁判で、検察は懲役2年を求刑しました。
起訴状などによりますと当時19歳の女は2024年6月、交際していた主犯の被告と共謀。
被告と会社を共に経営していた静岡市の男性(当時30)の遺体を切断し、藤枝市の山に埋めたなどの罪に問われています。
23日の公判で検察は「死者の尊厳を著しく軽んじた冷酷残忍な犯行。被告は犯行に重要な役割を果たしていて、刑事責任は重い」と指摘。
懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は「身を守るためには被告の言いなりになるしかなかった。死体そのものに触れたわけではなく、犯行への関与も極めて小さい」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月30日に言い渡されます。
