フィリピン人の被告(19)「感情をコントロールできなかった」 浜名湖高校生殺人の裁判 静岡地裁浜松支部
静岡県の浜名湖で男子高校生を殺害した罪などに問われているフィリピン国籍の男の裁判で、被告は犯行時の心境について「自分の感情がコントロールできなかった」と話しました。
起訴状などによりますと、フィリピン国籍の被告(19)は2024年2月22歳の被告と共謀し、高校生の男性(17)を浜名湖で溺死させたとして、殺人罪などに問われています。
1日の裁判で被告は「自分の感情がコントロールできなかった」と、犯行をやめられなかった理由について話しました。
海に転落させた経緯については共犯の22歳の被告が「湖に捨てよう」と提案して運んだと説明した上で、水に入れると目が覚めると思い、自分が突き落としたと話しました。
男性の死亡はニュースで知り、「警察に捕まるのが怖かった」「一番悪いのは自分だが殺すつもりはなかった」などと述べました。
また「痛く怖い思いをさせ、ひどい目に合わせた上死なせてしまって、心から申し訳ないと思っている」と遺族に謝罪しました。
