【浜名湖高校生殺人】 「犯行は極めて悪質」検察は22歳の被告に懲役18年を求刑 静岡地裁浜松支部
静岡県湖西市の浜名湖で当時17歳の男子高校生を殺害した罪などに問われている22歳の男の裁判で、検察側は懲役18年を求刑しました。
起訴状などによりますと、被告(22)は去年2月知人の家で、フィリピン国籍の男と共謀して、当時高校2年生の男性(17)に殴る蹴るなどの暴行を加え、車のトランクに監禁して浜名湖に移動後、近くの川に転落させ溺死させた罪に問われています。
9日の裁判で検察側は「犯行は極めて悪質」などとして被告に懲役18年を求刑しました。
また、被害者の母親は「無残に殺された息子の姿が頭から離れない。息子が帰ってこないのなら死刑を与えてほしい」と意見陳述しました。
一方、弁護側は「自らすすんで犯行に及んだわけではない」などとして懲役8年が相当と主張しました。
被告は最終陳述で「ひどいことをしてしまい本当に申し訳ありません。」などとと語りました。
判決は13日に言い渡されます。
