被災地での犯罪防止へ…郵便局員が不審者や悪徳リフォーム業者の情報収集 防犯カメラを増設 静岡・牧之原市

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竜巻の大きな被害にあった静岡県牧之原市で、不審者や悪徳業者の目撃が相次ぐことを受け、警察が様々な対策を講じています。

 牧之原警察署は榛原郵便局など台風15号で被害を受けた地域の郵便局職員に防犯活動への協力を要請しました。

 職員らは配達業務を行う際に、不審者や高額なリフォーム代を請求するなどの悪徳業者が訪れていないかを地域の住人から聞き取るということです。

榛原旧集配センター 小関英幸課長
「普段と違うなとかっていうのをちょっと僕らで感じ取ってですね、それの結果ですね、防犯につながっていければいいかなと思っております」

牧之原警察署 松本一成生活安全課長
「悪徳な屋根の修理だとか外壁の修理、それからうその詐欺電話、こういったものが多発しています。郵便局の方から情報が寄せられると大変こちらも心強い限りでございます」

 対策強化は他にも…。

坂井剣一郎記者
「こちらの防犯カメラ、車通りの多い道路を監視するために設置されたということです」

 被害の特に大きい牧之原市細江では、犯罪抑止をうながすため、防犯カメラの設置を強化しています。

 警察によりますと、地域の店などに協力してもらい、これまでに13カ所、あわせて15台を設置したということです。

JAハイナン 横山真吾支店長
「やっぱり他府県のナンバーの車は結構多いかなっていう風に思って。防犯カメラついてますよっていう看板も立てていただいてあるので、そういった形である程度抑止力にはなっているのかなっていう風には思います」

 警察は今後も必要に応じて防犯カメラを増設する方針です。

防犯カメラ
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