大麻密売2000回、総収益2500万円 3年間で100人以上に販売か 密売組織「アルカポネ」構成員4人逮捕 ロレックスやアルファードも押収
静岡市や藤枝市内を中心に、大麻などの違法薬物を密売していたとして男4人が逮捕されました。男らは3年前から、2000回以上にわたり密売を繰り返していたとみられます。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、藤枝市音羽町に住む建設業でグループの主犯格の男(25)、藤枝市前島に住む建設作業員の男(25)、藤枝市高丘に住む家具職人の男(26)、焼津市東道原に住む清掃作業員の男(25)です。
4人は去年9月、藤枝市の飲食店の駐車場で、20代の男に大麻リキッド0.7グラムを1万1000円で販売した疑いがもたれています。
4人は、大麻密売組織「アルカポネ」と名乗るグループで「リーダー役」「受付役」「配達役」「保管役」と役割を分担。2023年11月から2026年3月にかけて、県内の100人以上に乾燥大麻と大麻リキッドを密売したとみられています。
乾燥大麻は1グラム5000円、大麻リキッドは1本1万1000円で販売。少なくとも2000回以上は密売を繰り返し、グループの総収益は2500万円以上とみられます。4人は、10代からの地元の友人でXでブロッコリーのようなマークを使い「入荷しました」「高品質です」「宅配オッケーです」などと広告を出し、客とは秘匿性の高いアプリ・テレグラムで連絡を取り合っていたということです。
警察は保管していた自宅や配達車両から、乾燥大麻約300グラムと大麻リキッド約79本(約63グラム)、また、主犯格の男が収益で購入したとみられる高級国産車(アルファード)(定価約700万円)、高級腕時計(ロレックス)、(定価約857万円)金ネックレス2本(定価約200万円)、金ブレスレット(定価約80万円)などを押収しました。
密売の取引場所は、コンビニやドラッグストア、量販店や飲食店の駐車場などの防犯カメラのない場所を把握し待ち合わせ場所で客が配達役が待つ密売車両に乗り込んで取引をするということです。
警察はこのグループから、大麻を購入したおよそ45人を逮捕していますがその約8割が20代以下の若年層です。警察は「快楽を求めて歯止めが利かなくなり覚醒剤に手を出してしまう可能性もある」と注意を呼びかけ、仕入れルートなど組織の全容解明を進めています。警察は、4人の認否を明らかにしていません。