「公益通報制度が全く機能していない会社だった」原子力規制委員会が中部電力を厳しく批判 データ不正問題を巡り
中部電力のデータ不正問題を巡り、調査報告書の提出を受けた原子力規制委員会は17日の定例会合で「技術者としての倫理観の喪失以上のもの何ものでもない」などと厳しく批判しました。
●原子力規制委員会 山岡耕春委員:
「審査チームにうまく言い訳ができればというか、ごまかしてしまえばいいんじゃないかというところが見てとれるし、自然ハザード(災害)を評価する態度としてはなっていない」
浜岡原発3・4号機の再稼働審査のデータ不正問題を巡り、中部電力は14日、原子力規制委員会から求められていた「報告徴収命令」に基づき、外部の弁護士で構成された調査委員会の調査報告書を提出しました。
これを受けたきょうの規制委委員会では委員らから厳しい指摘が。
●原子力規制委員会 山中伸介委員長:
「明らかに専門家の技術者としての倫理観の喪失以上のもの、何ものでもない」
二度にわたる内部通報が活かされなかった点についても。
●原子力規制委員会 山中伸介委員長:
「中部電力という非常に大きな会社であるにも関わらず。今になって公益通報制度が全く機能していない会社だったのというのは非常に驚きです」
規制委員会は報告書を受け今後、これまでの検査で認定していなかった点について、引き続き確認を進めるとしています。