余った電力を充電「系統用蓄電所」 静岡市の難波市長が適正な立地を誘導するため条例を制定する考えを明らかに 静岡市議会 

 静岡市の難波市長は系統用蓄電所について、「現時点で設置に対する法令上の規制が十分ではない」として、適正な立地を誘導するため条例を制定する考えを明らかにしました。

 30日の静岡市議会で明らかにされたものです。系統用蓄電所は余った電力を充電できる施設のことで電力不足などの際に、放電できます。一方で、火災発生のリスクや冷却用ファンによる騒音などの課題も指摘されています。

 30日に行われた静岡市の論戦で公明党の山梨渉市議からはこの系統用蓄電所に対する市の見解が問われました。

 難波市長は「法令上立地が規制されていないとしても、施設から発生する騒音などによる生活環境の悪化や火災などの災害の発生の恐れがある場合などは、住宅地に設置することは望ましくないと考えている」と述べ、適正な立地を誘導するための制度や条例の制定を検討する考えを明らかにし、導入に向けて作業を急ぐということです。

 系統用蓄電所を巡っては、清水区八木間町の興津食品跡地に建設が計画されていて、事業者は8月末に住民説明会を実施。

 住民側は「建設場所が住居の環境を保護するために定められた第一種住居地域であること」などから建設に反対していて、署名活動が行われています。

余った電力を充電「系統用蓄電所」 静岡市の難波市長が適正な立地を誘導するため条例を制定する考えを明らかに 静岡市議会