「本当にダサい」高市総理が異例の苦言 簗農水相“予算カット発言”で追及激化 静岡選出の井林・細野両大臣も初答弁

静岡選出の井林・細野両大臣も予算委員会デビュー

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 国会では、12日から衆議院の予算委員会が始まり、静岡選出の新大臣も論戦に臨みました。

 第二次高市改造内閣発足後、初めての本格論戦です。政府側に座る、大臣の顔ぶれも新たになりました。静岡選出では、細野豪志復興大臣と井林辰憲国交大臣の2人も加わりました。

 新大臣と言えば、もちろんこの人も。火種となっている、簗農水大臣の「予算カット」発言。

簗和生農水大臣(5日):「このたびの私の発言を撤回し、皆さまに深くお詫びをいたします」

「記録は作成されていない」井林国交相が説明

 発言の撤回と謝罪から1週間余り、騒動が収まる気配はありません。焦点の一つは、簗大臣の国交省への問い合わせの内容。「減額を要求していない」という説明の真偽ですが…。

井林辰憲国交大臣:「本件については作成を要しない場合に当たるため、記録は作成されておらず、前官房長からは細かなメモはないと聞いている」
Q.一切メモを取っていない?
A.「記録自体が作成されていないということです」
Q.「すごく細かな道路の名前とか覚えられないと思うので、そういったものも一切メモを取らず、全部頭の中で覚えて回答されたのか」
A.「道路の名称ではなくて、お問い合わせをいただいた2市町ですので、自治体の名前については忘れないように覚えて帰ってきたという報告を受けております」

井林大臣は「記録は作っていない」との主張を繰り返しました。

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「本当にダサい」発言で任命責任にも言及

 予算委員会で追及の口火を切ったのは…。

会派「中道」中野洋昌衆院議員:「自分を支持しない地域の道路予算を大幅にカットしたという発言そのものが大臣の適正を欠いている。国民全体の奉仕者とは程遠い姿だと思っております」

高市早苗総理大臣:「大臣の任命責任は私にございます。簗大臣の地元での発言は事実であるとしたら、本当に不適切なもので本当にダサいと思います。その人が行政の運営をしていていいのかどうかも含めて、これは私がしっかりと考えますけれども、現時点において、農林水産行政や国会にも国民の皆さまにも迷惑をかけない形で、まずは自らの口でしっかりと説明責任を果たしてもらいたい。これがまずやってもらいたいことです」

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千葉豪雨踏まえ“強靱な道路網整備に全力”

 簗大臣の「予算カット」発言に対し、野党が追及を強める予算委員会。同時に、静岡選出の新大臣にとっては初めての本格論戦です。井林国交大臣は、千葉県の豪雨被害について…。

井林辰憲国交大臣:「地域の安全・安心を1日も早く確保するため、通常の予算に加えて国土強靱化に係る予算も活用しながら、必要な対策が実施できるよう引き続き技術的支援や既存予算を活用した財政的支援など、必要な支援を進めてまいります」

 災害に強い道路の実現へ、予算確保の必要性を問われると…。

井林辰憲国交大臣:「千葉豪雨などによる高速道路などの通行止めにより、復旧活動や県民生活、経済活動に大きな影響が生じていると地元からも伺っております。第1次国土強靱化実施中期計画も踏まえ、災害に強い道路ネットワークの構築に全力で取り組んでまいります」

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被災者支援法のアップデート検討を表明

 千葉豪雨に関連して、家屋の被害認定基準の見直しについて問われた、復興・防災担当の細野大臣は…。

細野豪志復興大臣:「私も週末、千葉の被災地を視察させていただき、改めて被害の大きさを非常に強く感じたところです。政府を挙げてしっかり対応する決意を新たにしました。被災者生活再建支援法についても何度か改正しておりますが、現状に合っていない部分が確かに出てきていると思います。アップデートも含めて内閣府の中でしっかりと検討していかなければならないと考えております」

千葉県の熊谷知事からも直接要望があったと明かした上で、基準の見直しを検討すると表明しました。

予算委員会は13日まで衆議院で、16日と19日の2日間は、参議院で行われます。

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