支援対象の子どもが増加…過去5年間で最多の3728人 「子どもが抱える問題の複雑化」が要因か 目立つのは不登校・家庭環境・発達障害 静岡県
静岡県は、昨年度スクールソーシャルワーカーを利用した児童・生徒の人数が3700人あまりだと明らかにしました。
これは県議会決算特別委員会の分科会で明らかにしたものです。スクールソーシャルワーカーは、関係機関などを繋ぎ児童生徒・家庭への相談・支援などを行う福祉の専門職です。
市独自で配置可能な政令市2市を除く県内33市町のスクールソーシャルワーカーの配置人数は、昨年度49人で、全ての小中学校を巡回しています。この49人のワーカーが支援した児童・生徒は昨年度1年間で3728人と、過去5年で最多となりました。
主に不登校(21%)、家庭環境の問題(21%)、発達障害などに関する問題(20%)などが大半を占めていて、関係機関とワーカーが集まり情報共有や方針を検討する「ケース会議」は、計1059回行われています。
県は支援対象の人数が増えていることについて、「子どもが抱える問題が複雑化している」としたうえで、今後も人数の増強なども踏まえた施策の拡充を図っていきたい考えです。
また、児童・生徒・保護者・教職員のカウンセリングなどを行うスクールカウンセラーは146人配置されていて、相談件数は合計で9万9266件となりました。