次世代エアモビリティ産業創出の実証実験 ドローンで生鮮食品をキャンプ場へ配送 静岡・裾野市
ドローンを使って、食品スーパーからキャンプ場へ生鮮食品の配送する実験が、静岡県裾野市で行われました。
これは静岡県が進めている、無人航空機や空飛ぶクルマなどの次世代エアモビリティ産業の創出に向けた、事業の一つです。
今回新しいビジネスモデルとして、生鮮食品のドローン配送の実験を行いました。
市内のスーパーマーケットからキャンプ場までの5.13kmを、およそ5分で飛行し、ステーキ肉や刺身などおよそ800g分を運びました。
キャンプ場フィールオーナー 瀬川大樹さん:
「本当に助かります。新鮮なお肉がキャンプ場で食べられるのは、お客様にとってもすごく魅力だと思うので」
静岡県経済産業部産業革新局主事 田中浩志さん:
「平時でどれくらい使えるかというのが、事業化を目指す上で重要なポイントになっていますので、平時には物流のドローンとして活用し、災害時には物資輸送で使うというような形で、ドローンを活用していただければと思っています」