河津桜まつり消費税未納の疑い 町長は「実行委員会の対応を待つ」を繰り返すのみ

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今年の静岡県河津町での、河津桜まつりの直前に浮上した消費税未納の疑い。町長は25日の定例会見で「その後の進展はなく実行委員会の対応を待っている」と繰り返しました。

河津町 岸重宏町長:
「ちゃんとしたものが出てこないと対応できないのが行政。今の段階では実行委の動きが見えてこないので、結論を見た上で対応、適切に処理しなけばいけないと思っている。答えようがないというのが本当」

 この問題は今年の河津桜まつりの直前、過去の開催で観光協会や町で作る実行委員会が用意した駐車場の料金収入が、消費税の課税対象になるのではと指摘され、税務署との間で協議が続いているものです。

 今年の祭りは2月29日に終わり、天候の影響などもあり、来場者は62万2700人と目標の70万人に届きませんでした。

河津町 岸重宏町長:
「町も一員であることは確か、皆でやっている祭りだと思っている」

 このように発言した町長ですが、率先して問題を解決しようとする姿勢は見られませんでした。

 4月には今年の決算報告がまとまる見込みですが、実行委員会の開催は未定ということです。