離党勧告処分を受け自民党を離党した塩谷立衆議院議員が浜松市議会の自民党と公明党の会派にお礼とお詫び
自民党の派閥の裏金問題をめぐり、離党勧告処分を受け離党した塩谷立衆院議員が、浜松市議会の自民・公明の会派を訪れ、謝罪と感謝の言葉を述べました。
梅田航平記者:
「午前11時です。自民党を離党した塩谷議員が浜松市役所の自民党浜松控室に姿を見せました」
23日、自民党の派閥の裏金問題で離党勧告処分に不服としながらも、自民党を離党した塩谷立衆院議員。
26日は非公開の会合で地元の自民党浜松の議員に謝罪と感謝の言葉を述べ、処分への思いを語りました。
塩谷議員:
「この度自由民主党を離党いたしました。今回の処分については、はなはだ問題があると思っていますし、今の自民党はそれでいいのかという思いもありますが、改めて皆さんには大変お世話になったので、心からお礼を申し上げ、ご迷惑おかけしたことに もおわび申し上げ、新たなスタートを切りたいと思う」
およそ3分間のあいさつを終えた塩谷氏は…
記者:
「きょうはどんな?」
塩谷議員:
「離党しましたというごあいさつです」
その後、公明党会派でもあいさつをした塩谷氏。
今後は無所属で議員活動を続けるとしていて、関係者によりますと、次の選挙については「後援会や支援者と相談して決める」としています。
塩谷議員:
「無所属といっても初めての経験ですから、手探りで何ができるかということで、また今後のことは判断して参りたい。今後も浜松のために、国のために、頑張って参りたい」
自民党浜松の会長は
自民党浜松の倉田会長は…
自民党浜松 倉田清一会長:
「政治的な考え方、政策的な考え方は、私どもと異にしているものはないので、今までのような強い絆ということはないようになるかもしれないが、私たちの会派は、地元の議員としている限りは、お付き合いをさせていただくことになるかと思う」