「第2回なんばクッキングスタジオ」そばを打ちながら若者離れの理由を話し合う
静岡市の難波市長による「なんばクッキングスタジオ」。今回は静岡大学の学生とのそば打ちです。
静岡市 難波喬司市長
「しーちゃんです。しは市長のしと、難波喬司のし。大学生の皆さんと直接話す機会が少ないので、楽しみにしている」
なんばクッキングスタジオは、静岡市の難波喬司市長が趣味の料理を通じて、市民と語り合う取り組みで、今回が2回目です。
20日は市内の手打ちそば「たがた」で、静岡大学の学生7人とそば打ちをしながら「私にとって理想のまち」をテーマに語り合いました。
手打ち蕎麦 たがた店主 田形治さん
「そば打ちをする時が水と合わさって、この中でこねている時が、一番そばの香りを放ちます」
難波市長と学生は、手ほどきを受けながら、そば打ちに興じていました。
若者が静岡市から出て行ってしまうのは
静岡大学の学生:
「若者の減少の原因は、大学生くらいの年代の人が就職を機に、首都圏に流出するのが問題だと考える」
難波市長は。
静岡市 難波喬司市長:
「大学を卒業する時にみんなごっそり出ていく。ここに(静岡市に)いたいなと魅力ある仕事がないんだろうなと思う。静岡市はずっと手がついていなかった。若い世代の人たち、新しい価値を作っていくことができる人たち、そういう人たちが一緒にここで何かやりたいなと思ってくれるような取り組みをしている」
また学生からは、防災を切り口に地域コミュニティを活性化させたり、悩みが相談できる場所を作ったりするなどの提案がありました。
難波市長:
「皆さんからいろんな意見をいただけたので非常に良い機会だった。同じくらいの世代の人たちと話ができるのは市の職員にとっても良いのではと思う」