全国初!普段は観光施設として利用できる津波避難施設が完成 地元住民と観光客の両者を守る 静岡・伊豆市

ふだんは観光施設として利用できる津波避難施設が、全国で初めて静岡県の伊豆市土肥に完成しました。

 セレモニーには菊地豊市長や地元住民らが出席し、「観光と防災」を兼ねた施設の完成を祝いました。

 土肥地区は巨大地震が発生した場合、6分後には最大10メートルの津波が到達し、死者は1400人に上ると想定されています。

 この津波避難複合施設「テラッセ・オレンジ・トイ」は、高さ19メートルの4階建てで、1200人が避難できます。

 ふだんは地元特産品の販売や地魚を使った飲食店など商業施設として運営されています。

伊豆市・菊地豊市長:
「地域の皆さんと観光のお客様の安心安全な施設が出来たことを安堵しています。普段使える施設ですから、地域の発展に繋がればと思っています」