児童数の減少により近隣の小学校との統合などを求める要望書を保護者らが市長に提出 静岡市立久能小学校

児童の数が減っている静岡市立久能小学校の保護者らが、近隣の小学校との統合を求める要望書を、静岡市の難波市長に提出しました。

 静岡市駿河区の久能小学校では、2019年度に37人いた児童が、今年度は13人にまで減少。

 PTA会長らは静岡市に2026年度末で久能小学校を閉校し、およそ4キロ離れた大谷小学校と統合することや、統合後の通学サービスの提供などを求めています。

 要望を受け難波市長は「子どもたちがどういう場所で学ぶのが良いかしっかり考えた上で、仮に統合となれば、要望にしっかり応じる」と話しました。

PTA・袮次金正洋会長:
「父母の人数が少ないと、学校でやれる大きな行事ができないというのが問題点としてある」

 市は今後統合に向けて調整を進め、今年度中に一定の方針を決定するとしています。