石破茂総裁が第102代内閣総理大臣に 静岡県選出議員の反応は 城内実議員が初入閣・浜松市から喜びの声
「持ち前の突破力で成果を出したい」と決意を語りました。自民党の石破茂新総裁が新内閣を発足し、衆院静岡7区選出の城内実議員が経済安全保障担当大臣で初入閣しました。
午後2時すぎ、衆議院本会議場で行われた首班指名選挙で自民党の石破茂総裁が第102代内閣総理大臣に指名されました。県内議員の反応は…。
自民党 細野豪志議員
「ついに内閣総理大臣になられたなということで、非常に感慨深い。10数年ずっと備えて来られた方ですので、きょうからしっかり総理の重責を担っていただきたいと思う」
立憲民主党 源馬謙太郎議員
「通常、総裁が自ら投票するときは自民党席から拍手があるんですが、今日は石破さんの時拍手が全くなくて、拍手どうしたんだというヤジが飛んでいる。そんなような感じでした。ルールを守る自民党に、とおっしゃっていましたけど、自らルールを破って、総理になっていないのに解散権を表明する。こういった、スタートからいろいろぶれたり、ちぐはぐな対応が目立つなと思います。」
国民民主党 田中健議員
「何と言っても昨日の解散の表明はびっくりしました。政治とカネの問題、統一教会の問題、多くの不審な問題をけじめをつける。例えば再調査をすることを決めるとか、何かアクションがないままにすべて解散すればチャラになるというか、国民も忘れるだろうというようなやり方は、到底受け入れることができない」
城内実議員が初入閣
発足した石破内閣では、静岡県内から衆院静岡7区選出の城内実議員が経済安全保障担当大臣で初入閣しました。
官邸からの呼び込みの電話を待つ城内議員は…。
城内実議員 午後3時半 衆院議員会館
「こっちにかかってくるの?」
「(秘書)確認しておきます」
「なにぶん初めてのことなので、すいません。初体験ですいません、よく分かっていないところが多々ありますが、まあ何とかなると思います。これ、かかってきたところを撮るの?」
「本当に身に余る重責であり、喜びというよりも緊張感と、本当にこれがやっていけるのかなという若干の不安もありますが、そこは持ち前の突破力で頑張って成果を出していきたいと思います」
そして、午後4時半頃、電話が鳴ります。
城内議員 電話を受ける
「はいはい。身に余る重責でございます。ありがとうございます。
はいどうも。はい。(電話おく)すぐ官邸に来るようにという。総理秘書官からのお電話でした。はい以上です。何かありますか?」
地元・浜松市民は
梅田航平記者
「浜松市内の城内議員の事務所です。初入閣を祝い、事務所にはあふれんばかりの胡蝶蘭(コチョウラン)が届いています」
浜松市にある城内議員の地元事務所には、大臣就任を祝う花や祝電が次々に届き、事務所のスタッフや支援者が対応に追われていました。
Q:初入閣ですが?
支援者
「もう、みんなで万歳万歳でございますけれども。さらに上り詰めてもらいたいですね。行っては(ゆくゆくは?)総理大臣にということでございます」
城内議員の初入閣に、浜松市民からも喜びの声が…。
Q:城内さんの入閣はどうですか?
浜松市民
「浜松としてはやっとで、入閣してよかったなと思いますね。石破さんも、引っ張ってどれだけ改革してくれるのか、これから見ていかなきゃならんなと思いますね」
浜松市民
「期待してますね。嬉しいですよね。頑張ってほしいと思います。」
静岡県内選出議員として今回唯一、入閣した城内議員には、浜松市民をはじめ、県民から期待が寄せられています。