「非常に残念で失望」静岡大学と浜松医科大学の統合・再編を事実上白紙とした静大日詰学長の発言を非難 浜松市中野祐介市長
静岡大学と浜松医科大学をめぐる大学再編問題で、静大の日詰学長が事実上白紙としたことを受け、浜松市の中野祐介市長は「非常に残念で失望」と非難しました。
中野祐介市長:
「この4年間果たしてなんだったんだろと、非常に残念な、失望も禁じ得ない。そんな状況」
この問題をめぐっては静岡大学と浜松医科大学が2019年に「1法人2大学案」で合意しましたが、その後、静岡大学の日詰学長が「1大学2校案」を提示。
こう着状態が続く中、静大の学長に再選した日詰学長は、浜医大との合意を事実上白紙にする考えを示しました。
中野祐介市長:
「4年分何も動かないまま振り出しに戻る。地域にとっては大変なダメージだと思っております。対外的に現在の統合再編案が生きているうちは、我々としてはそれを応援するし、そうでないということであれば、1日でも早く大学での方針を決めていただく。また我々地域にもどういう話なのかを説明いただくことを、(静大・日詰学長に)求めていきたい」