2人の副知事候補について「地方行財政に深い見識を有する」と説明 静岡県議会で鈴木康友知事

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注目の副知事人事案に言及しました。静岡県議会は代表質問が始まり、鈴木知事は新たに選任した2人の副知事候補について「地方行財政に深い見識を有する」と説明し、期待を寄せました。

 静岡県議会2月定例会では森貴志副知事と増井浩二副知事に代わり、新たに総務省の元官僚で浜松市の財務部長を務めた平木省さんと、沼津市の副市長塚本秀綱さんを選任する人事案が提出されています。

 県議会最大会派自民改革会議は2人の選任理由について質しました。

鈴木康友知事:
「塚本氏は予算編成や県民生活、環境生活、産業振興等の事業分野など、県政における幅広い行政運営の経験があります。平木氏は、総務省をはじめ県、政令市での勤務経験も有する地方行財政のスペシャリストであり、経営感覚を持ちながら政策の立案や、健全な行財政運営に当たっていただけるものと考えております」

 また、鈴木知事は去年の県内の荒茶生産量が統計史上初めて2位に陥落したことを受けて、首位奪還に向け静岡茶ブランドの構築や輸出用茶園の創出など、新たな取り組みを実施すると説明しました。

鈴木康友知事:
「茶業関係者や市町と連携して、世界に通用する静岡茶ブランドと生産体制を確立し、世界市場へと展開することで、荒茶生産量1位を奪還し、静岡の茶産業の力強い復活を実現してまいります」