静岡・東伊豆町の岩井茂樹町長が内陸部への仮設住宅建設に慎重な議論を求める 伊豆半島の自治体で作る広域防災協議会

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 静岡県東伊豆町の岩井茂樹町長は伊豆半島の自治体で作る広域防災協議会で、内陸部への仮設住宅建設の案が上がっている事について慎重な議論を求めました。

 能登半島地震を受けて伊豆半島7市6町は広域防災協議会を設立。会長の菊地豊伊豆市長は、先週、県警と合同で孤立対策訓練を行うなど先行して対応を取っています。

 1月には防災計画の素案として「沿岸部の住民を津波の心配がない内陸部の仮設住宅に避難させること」などを示していました。

 これに対し、賀茂郡5町の町長会は「住民生活などに大きな影響を及ぼす」と菊地市長に要望書を手渡し、慎重な議論を求めたということです。

●賀茂郡町長会長 岩井茂樹東伊豆町長:
「観光の面でも防災の面でも、とても重要な視点だと認識しておりまして、だからこそしっかりとした議論、協議・合意形成をしっかりやって頂きたいという意味で」

 一方、菊地市長は「要望書の内容を真摯に受け止め、協議・調整しながら適切に対応していく」とコメントしています。