すし店で食中毒…ノロウイルスを検出 8人に下痢や嘔吐の症状 静岡・清水区

 静岡市は4日、清水区のすし店で食中毒が発生したと発表しました。

 静岡市によりますと、4日午後4時半頃、静岡市清水区のすし店で調理された寿司を食べた複数人が下痢や嘔吐などを症状訴え保健所に通報しました。保健所が調査したところ3月末に、このすし店で調理された寿司を食べた27歳から83歳までの男女17人のうち8人に下痢や嘔吐などの症状があったということです。

 これを受け、保健所が客と従業員に検便を行ったところ患者と従業員からノロウイルスが検出されたことから、食中毒と断定。保健所はこのすし店を10日から当面の間、営業禁止命令を出しました。

 市は調理器具を洗剤で十分に洗うことや、調理前に手の指先や爪の間なども丁寧に洗うことなどを呼びかけています。

すし店で食中毒…ノロウイルスを検出 8人に下痢や嘔吐の症状 静岡・清水区