自民党静岡県連の新役員決まる 幹事長に鈴木澄美県議(富士市)、総務会長に江間治人県議(磐田市)、政調会長に藤曲敬宏県議(熱海市)

 自民党静岡県連の新たな役員が決まりました。自民党への逆風が続く中、新執行部は夏の参院選にどう向かっていくのでしょうか。

 自民党県連は11日午前、選考会を開いて新たな役員を選びました。幹事長には富士市選出の鈴木澄美県議、総務会長には磐田市選出の江間治人県議、政調会長には熱海市選出の藤曲敬宏県議がそれぞれ無投票で選ばれました。

鈴木澄美県議(幹事長に内定):「経済力を高めていくということに対して、非常に傾注されている、数字には強い知事だという風に考えていますので、しっかりと行政当局と議論していくことを力を入れていかなければいけない年かなと思っている」

 この役員人事は6月9日の県連大会で正式に決定し、自民党県連は新執行部のもとで、今年夏の参院選を迎えます。自民党への逆風がやまない中、与党内では経済対策として全国民に3~4万円の現金を給付する案が浮上しています。自民党内からも「選挙目当てのバラマキ」という声が上がるこの案について問われると…

鈴木澄美県議(幹事長に内定):「どうやって財源として確保するかというところをセットで考えなければいけないと思っていて、税制の厳しいところも私たちも地方で考えていかなければいけないということは変わらない」

 このほか、県議会議長候補には浜松市中央区選出の竹内良訓県議が、副議長候補には伊東市選出の中田次城県議が選ばれ、県議会5月臨時会で正式決定する見通しです。

自民党静岡県連の新役員決まる 幹事長に鈴木澄美県議(富士市)、総務会長に江間治人県議(磐田市)、政調会長に藤曲敬宏県議(熱海市)