リニューアルオープン「清水魚市場 河岸の市」に橋本ありすが行ってみた 魚の金額交渉も…

●橋本ありすアナウンサー:
「リニューアルオープンを迎えた河岸の市のいちば館です。ドーンと大きな看板が目を引きますね。オープンまでまだ時間があるがすでに入口の前にはかなり多くの方が待っています」

 年間およそ80万人が来場する、「清水魚市場 河岸の市」。リニューアルオープンの初日、開店前から、「新・いちば館」には、なが~い列が。

●富士市から:
Qお目当ては?
「この子がマグロが大好きなので」

●東京から:
Qきょうはどこから来た?
「東京から来た。元々安いじゃないですか。さらに安くなっているといいなと」

●橋本アナウンサー: 
「午前9時半、新しいいちば館がいまオープンしました。待ちわびたお客さんが次々に入っていきます。新しくなった店内、いったい何があるのでしょうか!」

 新しい「いちば館」は、2階建て。1階フロアには新鮮な海産物などを取り扱う専門店のほかに、3つの飲食店が軒を連ねています。

 オープンから30分、通路はご覧の人だかりに…。店から聞こえてくる“お得情報”に、お客が吸い寄せられていきます。

●千葉から:
客)千葉県民なのにアジ買って帰るっていう…。
店員)アジ10枚とホッケ2枚とウニ。
Qこれでおいくら?
店員)これで5000円。ちなみにウニだけで5000円ぐらいする。
客)ウニのおまけにアジ10枚。
橋本)買いましたね~。

リニューアルオープン「清水魚市場 河岸の市」に橋本ありすが行ってみた 魚の金額交渉も…

●橋本アナウンサー: 
「こちらの店ではまもなくマグロの解体ショーが行われるということで、こちらに立派なマグロが3本ありますよ!大きいですね。今からここで解体をしてお得な価格で販売するということです」

 創業74年のマグロ卸売専門店、「丸森水産」。こちらの店の目玉は、マグロの解体ショー。脂がのったインドマグロを、大きな切り身で販売しています。

●丸森水産 森 泰郎会長: 
Qこれでおいくら?
「これで2000円、本当に。会長もびっくり」
Qこの質で2000円は?
「ありえない、絶対にありえない。築地行ってもありえない、アメ横行ってもありえない」

リニューアルオープン「清水魚市場 河岸の市」に橋本ありすが行ってみた 魚の金額交渉も…

●橋本アナウンサー: 
「赤い看板が目立つがこちらの店もお得な商品があると聞いています。こんにちは!」

 続いてやってきたのは干物などをメインに販売する海産物専門店。店先に並ぶ干物は、スーパーなどでは取り扱いが少ない特大サイズのものだけを置いているといいます。

 一目で大きいと分かる「とろアジ」の干物は、2枚で1600円。こちらの特大サイズキンメダイの干物は2枚で3800円で販売していましたが…。

●蟹縁 松永元気店長:
橋本)買いたいが、ちょっと何か、まけたり、ついたり…。
松永)じゃあ大特価だが、(キンメダイ)2枚で3800円だが、アジ1枚をつけとくので、これ全部で3000円。キンメダイ2枚とアジ1枚で。
橋本)それどういう計算ですか!?

さらに、店側の粋なサービスが…!

●蟹縁 松永元気店長
もういきますわ!1枚いっときます!(とろアジ干物800円×1追加)これでお値段変わらずで。
Qもう一回全部でおいくら?
全部で3000円で。
橋本)ちょっと…、ありがとう!
Qこういう交渉は?
全然してもらっていい、できる限り頑張るので。

 リニューアルによって生まれ変わった、清水の「河岸の市」。次の週末から始まる大型連休でも、多くの人が訪れることになりそうです。

●河岸の市協同組合 深澤寿昭理事長:
「にぎわいの場という使命があると思う。水産の港からの発信、魚の魚食はすごく減っているのでそれを盛り上げていく使命があると思っているので、それが叶えられれば」

リニューアルオープン「清水魚市場 河岸の市」に橋本ありすが行ってみた 魚の金額交渉も…