閉山中の富士山での救助費用は遭難者負担にすべきとの富士宮市長の発言に対し「法律の問題」として国に対応を求める考え示す 鈴木康友知事

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閉山中の富士山での遭難を巡り、静岡県富士宮市の市長が「救助の費用は遭難者の負担にすべき」と発言したことについて、鈴木知事は法律の問題として国に対応を求める考えを示しました。

鈴木康友知事:
「大変危険なので無理な登山はくれぐれも行わないように」

 危険な富士登山について警鐘を鳴らした鈴木知事。

 閉山中の登山を巡っては、4月中国籍の大学生が1週間に2回遭難し、救助要請する事態に…。

 これについて9日富士宮市の須藤市長は、閉山期間の救助に関するルール作りを静岡県に求める考えを示しました。

富士宮市 須藤秀忠市長(9日):
「言うこと聞かないで勝手に登っている。それで遭難している。救助の費用たるや莫大なものになるわけです。(その費用は)遭難者負担にすべきではないかと思っている。自己責任だと」

これに対し、鈴木知事は国に対応を求める考えを示しました。

鈴木康友知事:
「富士山だけの問題にとどまらない国の法律の問題なので、県だけの要望で済むとは思えないので、団体か何かから要望する必要がある」